アイソトープ(放射性ヨード)治療

アイソトープ(放射性ヨード)治療とは、アイソトープ(放射性ヨード)を服用し、甲状腺ホルモンの分泌量を減少させる方法です。ヨードには甲状腺に集まり、甲状腺ホルモンを作り出す働きがあります。アイソトープ(放射性ヨード)を服用すると、アイソトープ(放射性ヨード)は甲状腺に集まり、甲状腺の細胞を減少させることができ、甲状腺ホルモンの分泌量を少なくすることができるのです。


アイソトープ(放射性ヨード)の効果はすぐ表れるものではなく、2~6カ月後に甲状腺ホルモンの量が減少してくるでしょう。ただし、注意しなければならないのが、甲状腺の細胞が減少しすぎて、甲状腺機能低下症を引き起こしてしまうケースがおよそ2割の患者にみられるということです。しかし、甲状腺機能低下症は、バセドウ病より、甲状腺ホルモン剤でコントロールしやすい病気なので、落ち込むことはありません。

アイソトープ(放射性ヨード)治療で心配されるのが、放射性による副作用です。放射性と名前がつくだけで、がんなどの心配もされますが、そういった副作用が表れない程度のわずかな放射性であり、基本的に副作用の心配はありません。ただし、妊娠中、授乳中、18歳以下のバセドウ病患者は、アイソトープ(放射性ヨード)治療を避けなければなりません。

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