バセドウ病の主な症状~眼球突出~

バセドウ病の症状で、よく知られているのが、眼球突出です。眼球が突出してしまうのは、眼球の後ろの脂肪細胞の増殖や外眼筋の肥大によると考えられています。


上まぶたが腫れる眼瞼腫張や、まぶたが上に引っ張られることで眼が大きくなったようにみえる眼瞼後退、角膜や結膜が赤くなる、痛みを伴う潰瘍ができるなどといった症状も表れるようです。稀にものが二重に見える悪性眼球突出を引き起こすケースもあるようです。悪性眼球突出とは、眼球突出と眼球運動障害が急激に表れる症状を言います。

眼球突出の症状が表れるのは、バセドウ病患者の5人に1人と言われ、甲状腺機能亢進症の程度と必ずしも一致するとは言えません。甲状腺ホルモンの分泌が正常になっても、眼球突出の症状が必ずしも改善されるとは言えません。また、甲状腺機能亢進症の症状が重くても、必ずしも眼球突出の症状が表れるとは限りません。

眼球の症状には、その他に、まぶしく感じたり、眼が輝いたり、瞬きの回数が増えるステルワーグ徴候、上眼瞼下際と角膜の間に白眼が見えるグレーフェ徴候、両眼輻輳失調のメビウス徴候などがあげられます。眼の症状により顔つきがきつくなるなど、容貌の変化もみられるようです。

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