バセドウ病の原因
バセドウ病の原因は、甲状腺細胞に対する自己抗体が甲状腺を刺激し、甲状腺ホルモンを過剰に作ってしまうことにあります。
何らかの原因でTSHレセプター抗体(TRAb)が作られ、甲状腺のTSHレセプターにくっついてしまいます。TSHレセプター抗体(TRAb)は、甲状腺を刺激し、甲状腺ホルモンを過剰に作らせてしまいます。ここまでは解明されているのです、TSHレセプター抗体(TRAb)を過剰に作らせてしまう要因は未だ明らかにされておらず、自己抗体を正常化させる手段は明確にされていません。
甲状腺ホルモンは、発育や成長、全身の新陳代謝、精神神経や身体活動の調整など、生きていく上で欠かせない働きを担っています。ただし、過剰に分泌されてしまうと、常に全身の新陳代謝を促し、精神神経や身体活動を活発にさせている状態になってしまいます。
何もしなくても疲れやすくなり、体重減少を引き起こし、動悸、頻脈、心房細動、息切れ、発汗、血糖上昇、血圧上昇など、常に活動をしている状態とってしまい、身体のあらゆるところに影響を及ぼしてしまうのです。特に全身の新陳代謝を活発にさせるので、全身のあらゆるところに過剰な症状を表してしまうというわけです。