甲状腺中毒性周期性四肢マヒ

甲状腺ホルモン濃度の異常により引き起こされる症状に、甲状腺中毒性周期性四肢マヒがあります。甲状腺中毒性周期性四肢マヒは、手足が動かなくなる発作症状ですが、朝起きた時に気づくケースが多いようです。手足が動かなくなるという発作症状は、数時間で自然に治まります。しかし、そのまま放置しておくと、何度でも繰り返し引き起こされるのが特徴です。


甲状腺中毒性周期性四肢マヒの原因は、過剰な甲状腺ホルモン濃度にあるので、甲状腺ホルモン濃度を正常値にすると、症状は治まります。

甲状腺中毒性周期性四肢マヒの特徴は、男性だけにみられるという点です。中でも東洋人の男性に多いとも言われています。

甲状腺中毒性周期性四肢マヒの症状が、朝突然起こっても、すぐにバセドウ病、甲状腺中毒性周期性四肢マヒであると判断できません。甲状腺ホルモン濃度の異常による症状には、眼球突出、疲れやすい、動悸、頻脈、手指のふるえ、息切れ、多汗、体重減少など、さまざまな症状があります。表れた症状により、循環器科、胃腸科、神経科、眼科など、いろいろな専門科の診断を受けてしまうケースも多いようです。バセドウ病、甲状腺亢進症、甲状腺中毒性周期性四肢マヒなど、甲状腺の病気が疑われる症状がいくつかみられたら、甲状腺を専門に診察している診療科や、内分泌科を受診してみましょう。

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