日常生活の注意
バセドウ病で、甲状腺機能亢進症の症状が表れている場合、心臓に負担がかかっていると考えられます。バセドウ病は、寝ていてもジョギングをしている状態と言われるほど、新陳代謝が活発になる病気なのです。寝ていてもジョギングをしている状態なのですから、安静にしていても、1日中ジョギングし続けているということになるわけです。十分な休養が必要となります。
甲状腺機能亢進症の程度により異なりますが、生活していく上で、ある程度の活動の制限は必要でしょう。適切な治療を受けるとともに、必ず日常生活の注意点を医師に確認しておきましょう。バセドウ病における日常生活の注意点をいくつかあげてみましょう。
①薬は医師の指示通り、必ず服用しましょう。飲み続けていくうちに症状が改善します。しかしそこで自己判断し、薬の量を減らしたり、中断してはいけません。すぐに元に戻ってしまいます。
②バセドウ病の症状の程度にもよりますが、1か月、2カ月単位で安静・休養生活を送りながらの治療をオススメします。頻脈や動悸、多汗、疲労感、体重減少など、身体の症状もつらいと思われますが、常に気が高ぶって、イライラしてしまう、急にふさぎこんでしまうなど、精神面においてもつらい症状と言えます。無理に仕事などを続けようとすると、ストレスも重なり、症状を悪化させることになるでしょう。
③安静と言っても、そうはいかないでしょう。部屋の掃除や、食事の支度など、ちょうどよい運動量と言えます。身の回りのことをゆっくり始めてみましょう。