心臓病

バセドウ病は、甲状腺ホルモンの過剰な分泌により、甲状腺機能亢進症を引き起こします。甲状腺は、エネルギー代謝、循環系、内分泌機能を調節する作用があり、全身の新陳代謝を促し、精神神経や身体活動を活発にさせる働きがあります。


甲状腺ホルモンが正常に分泌されているのであればよいのですが、過剰に分泌されると、身体に過剰な反応を引き起こしてしまうのです。頻脈、動悸、息切れ、イライラ、発汗、微熱、手指の震え、体重減少、疲労感などが症状として表れてしまいます。

甲状腺は、循環系を調節する作用があるということで、もちろん心臓機能も調節しています。過剰な甲状腺ホルモンの分泌は、心臓にも負担をかけることになります。バセドウ病の合併症として考えられる症状は、高血圧、心房細動などがあります。

心房細動とは、心房が細かく動く症状を言い、不整脈の一つです。心房が部分的に早く興奮収縮し、心室の収縮を不規則にしてしまいます。心房細動が怖れられている理由は、心房細動の発症直後から数ヶ月間の死亡率が高いからです。ただし、心筋梗塞や脳梗塞の既往歴の有無で予後は異なると言われているので、そう怖れる病気ではありません。心房細動には、めまい、動悸、疲れやすいなどの症状がみられます。心房に血栓ができやすく、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす原因にもなります。

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