心臓病
バセドウ病の症状に、疲れやすい、動悸、頻脈、手指のふるえ、息切れなどがあります。これらの症状が表れると、心臓の疾患が疑われます。バセドウ病は、過剰な甲状腺ホルモンの分泌により、新陳代謝を亢進させ、心臓に対しても作用します。常に心臓が活発に活動している状態になってしまうため、安静にしていてもジョギングをしているのと同じ働きがあるとされています。
たとえ軽い運動であっても、激しい運動と同じくらい心臓にも負担がかかってしまうので、心拍数や脈拍などに如実に表れるのです。バセドウ病は心臓びょうではありませんが、これらの過程から、心臓病を合併するケースもあります。バセドウ病と気付かずに、心臓に負担をかけ続けたら、心臓病を患う可能性も高くなってくるでしょう。
バセドウ病の合併症として怖れられているのが、心房細動です。心房細動は、不整脈の一つで、極端な症状が表れることから死亡率も高くなると怖れられているのです。また、心筋梗塞や脳梗塞との関連もあり、バセドウ病と言えども、決して侮れないと言えるでしょう。バセドウ病と診断されても、心臓疾患など、その他の器官の検査も怠らない方が賢明です。