食生活における注意
バセドウ病は、甲状腺ホルモンの過剰な分泌により引き起こされる病気です。甲状腺ホルモンはヨードによって作られることから、バセドウ病患者はヨードを摂取してはいけないと思われています。
ヨードは、海藻に含まれています。海藻類は全てダメと思い込んでいる人も多いのではないでしょうか。海藻の中でも、こんぶには最も多く含まれており、こんぶ1g中に3~4mgのヨードを含んでいるそうです。人間の1日に必要とされるヨードは、およそ0.1mgと言われています。確かにこんぶの摂取は控えた方がよさそうです。しかし、その他のワカメや海苔などは、バランスよく摂取していれば、何ら問題ない量であるとされています。ただし、アイソトープ(放射線ヨード)の検査や治療をする際には、ヨードの摂取を控えた食生活を支持されます。
また、アルコールや刺激のあるものは、心臓の働きを活発にさせます。甲状腺機能亢進症は、頻脈、動悸などの症状が表れますが、さらに心臓の働きを活発にさせてしまうことになるのです。アルコールや刺激のあるものは避けましょう。そして、眼に症状の表れている人は特に、喫煙は避けましょう。
バセドウ病だからと言って、神経質になる必要はありません。ヨードの過剰な摂取と、アルコール、喫煙に注意すれば、栄養バランスのとれた1日3回の食事で十分と言えるでしょう。