バセドウ病の特徴

バセドウ病は、甲状腺の自己抗体が甲状腺を攻撃することで甲状腺ホルモンを増加させ、甲状腺を瀰漫性に肥大させてしまう、自己免疫疾患のひとつです。ドイツ医師カール・フォン・バセドウによって発見され、バセドウ氏病と呼ばれていました。アメリカではグレーブス病と呼ばれています。バセドウ病は、甲状腺機能亢進症の代表的な疾患とされ、20~30歳台に多く、およそ1:4の割合で女性に多いと言われています。


バセドウ病の特徴は、甲状腺腫大、眼球突出、頻脈の「メルゼブルクの三徴」です。特に眼球が出てくる病気としてよく知られているのではないでしょうか。中年の女性がバセドウ病を引き起こした場合、更年期障害と誤解してしまうケースも多いようですが、血中の甲状腺ホルモンの測定、抗体の陽性反応、甲状腺シンチの摂取率、エコーによる血流などで診断することができます。

無痛性甲状腺炎との区別も難しく、放射性ヨード摂取率の検査が行われる場合もあるようです。症状にメルゼブルクの三徴が表れているケースは、バセドウ病が疑われます。専門医で検査を受けるとよいでしょう。

バセドウ病を患っていた有名人に、クレオパトラ、ジョージ・ブッシュ元アメリカ大統領、田中角栄元内閣総理大臣、夏目雅子などがいます。

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